前回、「次はシンプル路線で」とかなんとか言っていましたが、たまたま見本にするキャラクターを検索していたら睫毛のある子が目に止まってしまったので、急きょ方向転換しました。
ということで、今回のドールメイクはこんな感じです、というお話。
過去回はこちらからどぞう↓
今週のわこちゃん! その1
今週のわこちゃん! その2
今週のわこちゃん! その3
冒頭でもう画像出しちゃったので今更感がありますが、完成図ドン。
Fig.1 メイク後05ヘッド
下書きはバーントシェンナ、本メイクはバーントアンバーです。混色はせず、チューブから出したのを薄めてそのまま使っています。
やっぱり今更感ありますが、ウィッグを被せるとこんな感じ(Fig.2)です。
Fig.2 ウィッグ装着後
別角度から何枚か。
Fig.3 こういうキャプションをつけてると、何を書けばいいか分からないことがよくある。
Fig.4 すっげー機嫌悪そう
今回は、前回の反省を活かし、下書きの段階からしっかりと描き込んでいくという点を意識しました。下書き時点での写真がFig.5です。
Fig.5 下描き完成
まあ、こんなもんでしょうかね。本当はもっと色ムラが無くなるまで重ね塗りすれば良かったのかもしれません。
折角下書きを丁寧に描いたので、今回はそれを活かし、本メイクは一回り小さくなるよう意識して描きました。
うまくいった部分の拡大図がFig.6です。
Fig.6 下描き-本メイクのグラデーション拡大
本メイクであるこげ茶色の周りに、下書きの茶色が見えるかと思います。既製品のメイク済みヘッドをみてみると、こういう風に二段階になっているので、それに近づけてみようと努力しました。
とはいえ、もちろん全体がうまくいったわけではなく、「部分的に出来ていた」程度です。Fig.6なんて、全体をじっくり見回してみて「ここが一番良くできてる」という部位をクローズアップしただけですので、狙ってやったというよりは偶然の産物に近いものがあります。狙って描けるよう、これからも練習が必要です。
今回、このような塗りを試してみて感じたことは、上手く色を重ねるためには、下に塗った絵具の乾燥を十分待つことが重要だということです。以前にも書いた記憶がありますが、下の絵具が生乾きだと、上に塗った絵具によって溶けだし、にじんで綺麗な線が描けません。私は結構せっかちな性格なもので、待つということがなかなかできず、まだ早いと知りながらもついつい手を出してしまうんですよねぇ。
それと、今回を含め、これまで下描きは細筆一本のみで済ませ、本メイクは細筆と極細を使い分ける、というやり方をやっていました。しかし今回、下描き(というか、薄茶色で一回り大きく描くこと)の重要性を認識し、次回からはもっと積極的に極細の筆を使っていこうと思います。
あと、口元についても少々解説を。
今回は、ムスッと結んだ口元を目指したので、口角は描いていません。代わりにモールドされた口の中にバーントシェンナで線を引き、口を結んでいる感が出るようにしてみました(Fig.7)。が、何分奥まったところなので筆で塗るのは難しく、汚くなってしまいました。これも練習しないとですね。
なお、グロスは塗っていません。
Fig.7 口元拡大
細くとがった綿棒で余分な絵具はきっちり取っておくべきでした。口モールドは狭く深いですが、タミヤのクラフト綿棒(三角・フラット)ならしっかり奥まで入りました。もちろん、タミヤの綿棒でなくとも、つまようじの先にキムワイプを巻いて使っても同じだと思います。ちなみに、同じくタミヤから出ているクラフト綿棒(丸・フラット)では、奥まで届きませんでしたので、一応。
ちなみに、ウィッグを替えるとこんな感じ(Fig.8)です。
Fig.8 ウィッグ交換(ショートシャギー)
DDアオイ2ndについてきたデフォウィッグなんですが、これが可愛くないんですわ。私の使い方が悪いせいももちろんあるのでしょうが、めちゃくちゃ性格きつそうになってしまって……。
DDアオイはユキノに比べていまいち人気がないらしいのですが、それはつんと澄ました表情に加え、この髪型のせいもあるんじゃないかと思ったり思わなかったりしています。まあ、オーナーとしては、自分の娘と同型の子があまり出回っていないというのはちょっと優越感なので、それはそれで良いのですが。
ところで、私は撮影した写真は全てLightRoom経由で現像しているのですが、どうも今回写真が全体的に緑かかっている気がして仕方がありません。LRで現像したときは、これでOK、と思っていたのですが……。まあ、どうでもいいんですけど。
ということで、今回はお仕舞いです。次回こそ、シンプルなメイクに挑戦します。
ドールメイク関連のシリーズは以下の記事にまとめています↓
ドールメイク練習記 まとめ
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