なお、その時の記事はこちら↓
ドールメイクは武士のたしなみ その1
ドールメイクは武士のたしなみ その2
で、また実験台になってもらおうと。
ごめんよわこちゃん、人類の発展に犠牲はつきものなんだ……。
ということで、これから私がわこちゃんと(わこちゃん「で」)ドールメイクの練習をしていくにあたり、その記録を残しておこうという、そういうお話です。
さて、05ヘッドは釣り目が特徴的なヘッドですから、まずはそれを活かしたメイクをしていきたいですよね。で、今回モチーフにしたのは、
「強気でわがままで自信家」
というキャラクターです。
作業工程は前回とほぼ変わらないので割愛して、完成図ドン!
Fig.1 わこちゃんメイク後
気の強そうな性格を押しだすため、釣り目を強調し、眉も結構つり上がったキリリとした形にしています。目の輪郭下部(人間でいう下まつ毛のあたり)も、正面から見ても分かるくらいに顔の表面側まで描いています。目尻側は太めで、目頭側に行くにつれて徐々に細くすることで釣り目でシャープな印象をより強調したいという狙いがありました。
また、口角も描きたし、自信家っぽい表情を作ってみました。
パステルは……うーん。今回は前回の反省を活かし、頬の膨らんでいる部分にのみちょこっと乗せ、それを薄く広範囲に広げていくイメージで作業しました。
ちなみに、やはり前回のパステルは完全には落ちませんでした。このままいくとパステルだけがどんどん厚塗りになってしまう……? そうなったらやすりで削ります。
で、ウィッグを被せ、ボディ(いよりちゃんからの借り物。DDIII ホワイト肌 M胸カスタム)をつけるとこんな感じ。
Fig.2 全体図
服は、ボークスのセーラー服です。
余談ですが、このセーラー服、襟部分のラインは赤(臙脂)色なのに、セットでついてくるリボンは白なんですよね。個人的に、リボンも赤の方が自然な気がするんですが……(私の母校もそうでしたし)。で、ボークスではこのセーラー服とは色違いで白いものも売っているんですが、そっちは、襟部分のラインは白でリボンは臙脂色なんですよね……あれ、これってそういう販売戦りゃ……
オホン。
我が家には二着も購入する余裕はないので、家にあったハンカチを適当に切って縫ってリボンにしました。
なれないミシンを使ったせいで縫い跡ぐちゃぐちゃです。「家事なんざ女の仕事」なんて硬派を気取らず真面目に家庭科を受けておくべきでした……ボビンって何だよ、どっから来たんだよお前……。
Fig.3 バストショット
Fig.4 ドヤアァァァ
Fig.5 ガンタレ
今回の反省
・今回は実験的に、バーントシェンナ一本で下書きから本メイクまで済ませました。今までは黒~こげ茶のメイクばかりだったので、明るい色だとどうなるのかを試してみたかったのです。が、どうにもメリハリの足りない印象になってしまいました。写真の髪色(コルクブラウン)ではそれなりになじんで見えますが、やはりほんの少し、バーントアンバーをたしたほうが良かったかもしれません。
・絵具を薄めすぎました。そのせいで線はにじむわ、どれだけ重ねてもムラが残るわでえらいことでした。また、本格的に細い線を描くためには(目頭上部の短い線の部分など)、にじまないくらいに濃度が濃い絵具で描かなければダメだということも認識しました。薄い絵具では確実に滲みます。
・今回は筆の使い分けはせず、一本だけで済ませました。持ちかえが面倒だったのと、かなり早い段階で「こりゃ失敗だ」ということに気付いたため、やる気がそがれてしまって……。
次回は、細い線の練習も兼ねて、まつ毛バチバチのキャラクターを見本にして挑戦したいと思います。
ドールメイク関連のシリーズは以下の記事にまとめています↓
ドールメイク練習記 まとめ
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