2014年7月15日火曜日

私の愛機(パソコン)を紹介します

今回は、私が日ごろ使っている自作PCに関する記事です。

といっても、既にその中身は2,3世代ほど古くなってしまっているんですが……いずれ組み替えると思うので、今の状態を履歴として残しておくためにも、ここに至るまでの紆余曲折と、構成の紹介を兼ねて記しておこうと思います。今回は、そういうお話。




PCを自作する、ということは既製品では不満な点があるからで、何が不満かといえばまぁおおよそ10割近い人がスペックと回答するのではないでしょうか。現在、価格の安さを求める場合自作のメリットはほとんどありませんし。

で、私もそういった大多数の例にもれないスペック至上主義者なもので、特に重たいプログラムを動かすわけでもないのにより高速で、より快適な環境を求めるようになったわけです。

とはいえ、自作というのは未経験者にとってみればハードルが高いものです。私もスペックに凝り始めたころは自作などは考えず、メーカーのBTOで性能の高い部品を組み合わせたりして満足していました。

いえ、正確には満足していなかったので自作を始めたわけですが。

一度上を見始めてしまうと、更に上を目指したくなるのが人の性というものです。もっと高速に、というのはもちろん、もっと音質を良くしたい、もっと大量のHDDを積みたい、マルチディスプレイ出力したい、ファンの音がうるさいので静音化したい……結局それをかなえるためには、自作しかないわけです。

ということで、自作してしまえ、と。

一番最初の構成は以下の通りです。

ケース:Antec P182
CPU:Intel Core 2 Quad Q9650
M/B:GA-EP45-UD3R
メモリ:バルク品 2 GB x2
グラフィックボード:nVidia GeForce 9600GT
電源:Owltech製650 W(詳細は忘れた)
HDD:Weston digital blue label 500 GB x2基
光学ドライブ:panasonic製DVDスーパーマルチ
カードリーダー:Owltech
OS:Windows Vista professonal


調べに調べてから購入した面白味も何もない構成ですが、初めてであればこんなものでしょう。
ちなみに当時のC2Qはモデル末期、「その速さ、ビッグバン」のキャッチフレーズとともにi7の初期モデルが販売されたばかりのころでした。920等の、ネハーレン第1世代ですね。雑誌などの情報では、i7のローエンド(当時は3種類しかラインナップがなかったので)モデルである920でさえ、C2Qのハイクラスを凌駕する性能、と騒がれていて魅力的だったんですが、いかんせんまだ報告例が少なく、どの程度の完成度か不明だったこともあり、既に枯れていて安心できるC2Qを選択しました。



さて、一先ず完成の目を見た自作PCですが、これはまだまだたたき台、使っているうちに早速不満が出てきます。まず、ステレオのノイズがひどい。リテールのCPUファンがうるさい、BDも見たい、等など。

そしてここから、終わりの見えない乗せ換えスパイラルが始まります。で、結局現在は


ケース:Antec P193(付属の14 cmファンは全てxinruilianに交換、ケース前面に12 cmファン2基追加)
ファンコントローラー:KAZE Master
CPU:Intel Core 2 Quad Q9650
CPUクーラー:忘れた
M/B:GA-EP45-UD3R
メモリ:バルク品2 GB x4
グラフィックボード:nVidia GeForce 9600GT
電源:Owltech製650 W(詳細は忘れた)
SSD:Intel 80 GB(システムドライブ専用)
HDD:Weston digital blue label 500 GB x2基、Green label 2 TB x1基
光学ドライブ:panasonic製DVDスーパーマルチ、同製BDドライブ
カードリーダー:ノーブランド
サウンドカード:ONKYO SE-200PCI LTD
OS:Windows 7 Ultimate


こんな感じに落ち着きました。私の技術ではP182ではどうしても配線がうまくとりまわせず、エアフローも悪かったのでフルタワーのP193にしました。同時に静音化のため、ケースサイドの巨大ファン以外のファンは交換し、ファンコンで制御しています。

OSのアップグレードに伴い、64ビット化したのでメモリを増設、システムドライブをSSD化することで高速化を目指しています。また、サウンドカードはONKYO製を導入し、RCAケーブルを介してヘッドホンアンプに接続しています。導入前は「サーッ」というホワイトノイズがすさまじかったのですが、ほぼゼロと言って差し支えないレベルに改善しています。

また、カメラのRAW撮影などで肥大化するデータ量に対応するため、HDDも増設しています。本当はRAIDを組みたいところなんですが、予算の関係で……。



最初期の構成を組んでからかれこれ6年くらいになりますが、今まで大きなトラブルに見舞われたことはありません。これからも動く限りは使い続けようと思っているのですが、流石にlightroomの現像でやや苦しいところもあり、もしかしたら割と早い段階でリニューアルするかもしれません。


とはいえ、流用できる部品は流用したいので、変えるとしたらCPU、M/B、メモリ、グラボ位でしょうかね。電源は、足りると思いますが、一応ワット数を計算してみて、です。それ以外は流用で何とかなるでしょう。欲を言えば、USB3.0対応のカードリーダーを導入して、写真の読み込み速度を向上させたいところです。



……なんていう妄想を垂れ流していると、いつの間にかその気になってきてしまうのが、私の悪いところです。

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