購読雑誌あれこれ

趣味の情報を仕入れるにあたって、雑誌の購読は欠かせませんよね。

「立ち読みや、図書館などでも事足りるでしょ」

といわれてしまえばその通りなのですが、出版業も慈善事業ではありませんし、売れないことには立ち行かないでしょうということで、月に何冊か購入しています。いや、ただ単に私に収集癖があるだけなんですけど。

今回は、定期的に購読している雑誌を紹介する、そういうお話。





私が定期的に購読する、と決めているジャンルは3種類です。自動車、カメラ、そして科学。以前、自作PCに凝っていたころはパソコン雑誌も購読していたんですが、一通り目指すスペックを満たせたので、今は立ち読み程度です（おやおや、早速冒頭部分と矛盾が）。



自動車雑誌

・Car Graphic

言わずと知れたCG。その充実したグラビアは眺めているだけでも満足できます。CGは車そのものだけでなく、周辺技術やエコノミックな分析に加え、「コニサーズチョイス」という上質なグッズ紹介（自動車に限らない）などもあって、1000円超えという値段でも高いと思わせません。あと、個人的に松任谷正隆氏が好きなので。
ただ、むやみやたらと横文字を使いまくるのは唯一不満というか不愉快に思っている点です。「ラクシュリーなマテリアルが……」とか言われても、ねぇ。日本語で書けよ分かりづらいなぁ（最近はちょっと良くなった気がする）。


・ホリデーオート

コンビニで売ってる300円ちょっとのあれ。私が最初に買い始めた自動車雑誌でもあります。CGは基本的にプレスリリース後の車しか取り扱わないのに対し、HAは将来投入予定の車種の予想などもあり、信ぴょう性はともかく読んでいて面白いです。ＣＧよりもフランクで、いかにも「雑誌」という感じはちょっとした気分転換や息抜きにも最適です。ちなみに、同価格帯の雑誌は他にもいくつかありますが、その中でなぜHAを選んだかというと、他誌に比べていかがわしい広告が少なかったこと、マンガ連載が無かったことがその理由です。




カメラ雑誌

・デジタルカメラマガジン

有名どころはアサヒカメラや日本カメラでしょうが、他誌に比べて撮影技術的な解説が多い点が気に入っています。また、アサヒカメラは職場が定期購読しているのでわざわざ買わなくても良いかな、と。




科学雑誌

・化学と工業

日本化学会の会員に毎月届けられる、要は会報誌です。学生のころ会員になりまして、現在もそのまま会員を続けています。会員である恩恵は雑誌購読以外ほとんどないんですが、入会するには現会員の紹介が必要なので退会するのも惜しいなぁと。アカデミックな研究内容だけでなく、企業からみた経営戦略なども載っているので、化学産業の動向を知る意味でも価値のある情報が得られます。あと、時々知ってる人の名前も見るので（ただしこの『知ってる』というのは、アインシュタインやハイゼンベルクを『知ってる』というのと同様のニュアンスですが）。




その他、過去に読んでいたものたち


・DOS/V POWER REPORT

自作パソコンの雑誌です。毎号巻末に自作PCの手順が載っているので、どの号から買っても初心者に優しい親切設計。あと、巻末の漫画が好きでした。自作に凝っていたころはベンチテスト等の情報を得るのに重宝していたのですが、先述のとおり、あらかた満足できるPCが組みあがったので購入しなくなりました。が、また組み直すことになったら買うと思います。


・モーターマガジン

CGを購読する前はこっちを買っていました。理由は、CGよりも安いから。あと、文章が縦書きで読みやすいところや、表紙に統一感があってセンスを感じたのも良かったです。ＣＧに比べ、モーターマガジンはとにかく実車のレビューが多く、購入検討中の車種が有るときには重宝するのかもしれません。が、どうも外車を持ちあげ国産車を下に見る風な書き方（少なくとも私にはそう思える）がはなにつくのと、ライターによっては「お前それ感想を箇条書きしただけじゃん」というような読むに堪えない文章が載っていたりとイライラさせられること大だったので、CGに乗り換えました。HAと同じ出版なのに、なぜ……。


・日本カメラ

一時期買っていましたが、デジタルカメラを買って読み、アサヒカメラを職場で読めば十分だと感じ、やめました。日本カメラに不満が合って購読を辞めたのではなく、ただ、私の環境的に購読する必要性が薄れたということです。





ということで、現在購読している雑誌、かつて購読していた雑誌は以上になります。もちろん、私だって子供の頃はコロコロコミックやら少年ジャンプやらも愛読していましたが、それをあげたらきりがないので……。

あ、それと、カメラのムック本をコレクションするのも大好きです。これについては、またいずれ。