この写真は、我が家にやってきたばかりの時に撮影したものです。まだアイがデフォアイのままです。どこか表情に初々しさを感じるのは気のせいでしょうか。気のせいですね。
まあそんなことはどうでもよくて、見てお分かりの通り、後ろの髪がぴょんと飛び出してしまっています。こいつがなかなか頑固者で、ウィッグミストを吹いて梳かした程度ではびくともせず、どうしたものかと途方に暮れていたところでした。
が、このたびボークスで全く同じウィッグを予備用に購入しまして、これで万一取り返しのつかないミスをしても大丈夫、ということで癖の矯正に取りかかりました。
今回は、私が頑固なウィッグの癖と戦う、そういうお話。
ウィッグの癖を直すために有効なのは、いわゆるお湯パーマという奴でしょう。が、ウィッグを直接お湯で濡らすというのは抵抗があったので、まずはお湯を直接かけずに何とかならないかということでやってみましょう。
矯正前がFig.1-2になります。寝起き、って感じですね。
Fig.1 ウィッグ矯正前
Fig.2 ウィッグ矯正前その2
頭部をラップで巻きます。ヘッドが濡れるのも嫌なので、全体的に巻きます。あっ、こういうAV有りますよね!
Fig.3 濡れ防止にラップを巻く
そして、電子レンジで蒸しタオルを作り、ラップの上から矯正したい部分に当てます。
ですが
Fig.4 蒸しタオルで加熱後
Fig.4(施工後)とFig.2(施工前)を比べると、確かに良くはなっているのですが、喜べるほど直ってないように思えます……。
が、まだチャレンジ一回目です。タオルを当てている時間が短かったのかと思い、今度は蒸しタオルが冷めて冷たくなるまで押しあて続けました。
すると
Fig.5 蒸しタオルで加熱後 二回目
多少改善しました。恐らく、この後3回4回……と当て続けていけば次第に良くなっていくことでしょう。
が、それではあまりにも単調なので(?)、一応解決の目処もついたことですし、ちょっと脱線します。
ウィッグの癖の矯正というのは要するに、こういう風にしたい、という形で固定し、そこに熱を加えれば良いわけですよね。
だったら、ウィッグミストで湿らせて、ラップを巻き
Fig.6 ミストで湿らせ、ラップを巻いた姿
白熱灯に当ててやればいいのでは?
Fig.7 白熱灯にて加熱中(10 min)
実際の美容院みたいなもんですね。実際の美容院では顔面にまでラップしませんけど。
ミストで湿らせたのは、癖を取るためなのはもちろん、過熱防止のためです。
で、完成図がこちら。
Fig.8 出来上がり(ミスト半乾きですが)
これでもまだ毛先がはねている感じがありますが、ボークスのHPや、手元にある予備のマニッシュショートを見ると、もともと多少の不揃い感はあるようなので、これで良しということにしました。
もしこれでダメだったら、05ヘッドに被せてラップ巻いて煮るか、と思っていたのでちょっと残念(?)ですね。
ということで、以上、ウィッグの癖矯正でした。
しかし、矯正が済んでから改めてFig.1を見ると、酷いですよねぇこれ……。
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