PRO700DX with 梅本自由雲台
まだ購入には至っていませんが、どういうのが良いだろう、という候補をただ上げるだけ、今回はそういうなんの生産性もないお話。
いいんです、個人の備忘録も兼ねてるって予防線を初回から張っているのでノープロブレムなんです！
さて、とりあえずはどういう三脚が欲しいか、どういう用途に使うかです。なぜ軽い三脚が欲しくなったかと言えば、家の中での取り回しが一苦労だからです。
フィギュアを撮影するにもドールを撮影するにも、重たい三脚を持ってえっちらおっちらというのは難儀なものです。しかもこのクソ暑い時期ともなれば、想像しただけで汗が吹き出し、実行に移す前にギブアップですよ。
というわけで、軽い三脚です。とにかく軽く。ブレ？ んなもんいいですよ、どうせ室内でしか使わないんだし。今使っているのが2.5kg程度なので、2kgは切ってほしいですね。1.5kgを下回ればなお良しです。素材にはこの際、こだわりません。少々高くつこうが、カーボンでもかまいません。妥協して半端な重さの三脚を買って、結局使わない、なんてことになればその方がもったいないので。
軽い三脚という条件で絞るとおのずとクリアできると思いますが、収納時に小さく収まるというのも重視したいポイントです。今の三脚は収納状態で70cm弱、しかも2.5kgと、取り回しどころか、ベッドの下（にしまってあるんです）から取り出すのさえちょっと嫌になります。結構重量もあるので、下手に振り回してぶつけでもすれば被害は免れません。ということで、小さめの三脚というのも譲れませんね。
軽く、小さく。この点は堅守したいところですが、そうすると代わりに、妥協しなくてはならないポイントがいくつか出てきます。
まず、脚の細さと段数です。太くて少ない段数の方が安定感があるに決まっているのですが、そういう三脚を使おうとするとどういう目に合うかはもう十分わかっているので、ある程度細い脚は妥協しましょう。段数も、4段、5段でも我慢します。ただ、使い勝手の面からレバー式のロックは譲れません。
次に、耐荷重量。PRO700DXは7kg（ただし梅本の雲台のリミットは6kgなのでそっちが実質上限）なのですが、良く考えればそんなに何を載せるんだお前は、という感じですよね。まあ、上限が高い方が安心して使えるということなんでしょうが。
ですが、今回は使用するシーンはある程度限られているので、別に7kgも耐えなくていいです。現在手持ちのレンズで最もヘビーな組み合わせは、5Dmk3 + sigmaの50 mmで、これがそれぞれ860 + 815 = 1675 g ですから、2kgあれば足りるでしょう。
また、最大伸長もある程度犠牲にする必要があります。軽くて小さい三脚という条件なので当然といえば当然ですが。PRO700DXは屋外での撮影も視野に入れていて、私が立った状態でストレスなく撮影できることを前提としていましたが、今回は屋内でドールやフィギュアの撮影が主目的です。とすれば、高くても机の高さくらいあれば十分ということになります。1500mm程度で事足りるでしょう（足りなければ、それこそ700DXの出番ということで）。
あとは雲台ですが、これは今持っている梅本の雲台を使いまわしてもいいですし（かなり頭でっかちになりますが）、あるいは小さい雲台を追加しても良いので、キットに含まれているかどうかは考えません。どっちでもいいです。
ということで、ここまでの条件をまとめると
・軽い(2kg以下）
・収納時、小さく収まる
・耐荷重は2kg。欲を言えば3kg
・足の細さは妥協。ただしレバー式ロックは妥協しない
・素材はカーボンでもアルミでもOK
・最大伸長は低くてもOK（1500mm程度を想定）
・雲台付属は考慮しない
さて、この条件で検索してみて、良さそうだったのが以下の三脚です。
・マンフロット 293カーボン三脚4段+RC2付きボール雲台キット
全長（センターポール縮～伸）：1286～1476mm
格納高：530 mm
耐荷重：4kg
自重：1.6kg
雲台はクイックシューつきなので好みではありませんが、本体24000円程度であれば梅本の一番小さい自由雲台に乗せ換えても合計35000円程度、十分許容範囲です。なぜ脚だけで売っていないのか……。
あるいは、雲台乗せ換えが前提であればあえて3way雲台キットを選ぶのもありですね。何かの機会に使い分けが必要になるかもしれませんし。
ってなわけで、私が三脚選びでグダグダ抜かすというだけの話でした。
実際に買うかどうかは神のみぞ知る……。
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