2014年8月2日土曜日

今週のわこちゃん! その3(ドールメイク練習記)

今週もやって来ました、「今週のわこちゃん!」のお時間です。

今回は05ヘッドを使ってちょっとお淑やかなお嬢様っぽいイメージに挑戦するお話です。

これまでのメイク練習記は以下の通り↓

今週のわこちゃん! その1
今週のわこちゃん! その2




さて、今回はお淑やかなお嬢様っぽいイメージです。とはいえ05番ヘッドの造形を活かすためにも、ちょっと勝気っぽいというか、凛とした印象も取り入れたいと思います。


ってなわけで、完成図どーん。


FIg.1 いよりちゃん……ではありません、わこちゃんです



ウィッグがいよりちゃんのものの流用なので紛らわしいですが、まごうかたなきわこちゃんです。


ポーズは、アニメの中でお嬢様キャラが良くやるスカートの端をチョンと持ち上げる挨拶……をイメージしたんですが、上手くスカートの端をつまませることが出来ず、断念しました。手首パーツを持ち手にすれば良かったんですが、ちょっと面倒くさくて……どうせ一回限りのメイクのキャラにそこまでするのもなぁ、と。

アップで見るとこんな感じです。



Fig.2 バストアップ




Fig.3 顔。唇にはつやありクリアを塗っています。



上品に口元を押さえるポーズ……のつもりが、「うわ、私の年収……」みたいになってしまいました。

Fig.4 うわ、私の年収……



さて、まずは今回意識したポイントから。


・釣り目ではあるんですが、キツイ感じにはしたくありませんでした。目頭のラインをあまり下まで下げなければ、きつくなり過ぎないようです(ドール右目側)。左目側はラインを下げ過ぎて、少しきつい印象になってしまいました。釣り目感も強調されてしまっているように思います。また、上瞼を描く際、目尻側のラインにボリュームを持たせると嫌でも釣り目が目立つので、目尻と目頭の丁度真ん中あたりで最もラインが太くなるようにしています。


・頬は、活気のある印象にしたかったのでオレンジメインにしました。


・広角は今回も上げ気味です。ただし、にっこりした笑顔ではなくほほ笑む感じにしたかったのでほんの僅かにとどめました。そのままでは線が目立ってしまうと考え、パステルを重ねる際は唇のモールド部分だけでなく、描いた口角まで広げて重ねました。また、下唇のパステルは緩いU字型を意識し、口角のラインに自然につながるよう意識しています。口角ラインは、笑顔の印象になるよう、ラインの下側にはパステルは乗せず、上側にのみパステルを乗せました。


・今回は、唇につやありクリアを載せています。タミヤエナメルカラーX-22です。薄めずに直接筆で塗っています。艶消しクリアスプレーを吹いていないので、パステルが落ちてしまうのではないかという心配があったのですが、多少触れた程度では影響ありませんでした(長時間なんどもいじくればどうなるかは分かりませんが、唇にクリアを乗せる程度の時間であれば大丈夫です)。
あまり広範囲に塗るとよだれを垂らしたようになってしまうので、パステルを乗せた部分よりも気持ち一回り小さいくらいを意識しました。口角部分にもクリアを塗りました。




今回の反省点。

・細い線を描くときは一発で決めたい。
この「一発で」というのは、一度しか線を引かないという意味ではありません。何度もなぞります。ただし、くりかえし線を引く間は体勢を変えたり絵具を足したりしないようにしています。線がぶれてしまうので。書き始めた姿勢はキープしたまま、なんども筆だけを一方方向に繰り返しなぞります。筆先の絵具は少ないですが、それでも細い線一本であればかすれないはず。



・左右対称が今回はひどかったです。

・下書きがやや不十分で、本メイクに入ってからラインを増量することがありました。(アイ周辺上側のボリューム不足)。

これら2点の原因は恐らく共通で、悪い意味でメイクになれてきてしまっているせいだと考えています。どれくらいのミスであれば修正できるかという加減が分かってきたため、「後で直せばいいや」という意識が働いてメイクが適当になり、それが結果として表れているのかと。もっと下書き段階から描き込むつもりで取り組もうと思います。



・キャットライン(目尻のしゅっとしたやつ)は、もっと自然に細まっていく線を描きたい。
ドール右目のラインは割と綺麗に掛けたのですが、左目は何度もやり直してガタガタになってしまいました。これは上記の「細い線を描くときは一発で決める」に共通する部分だと思います。



・目の下側のメイクは要勉強
下まつ毛は見本にはなく、自分でたしてみた点です。目の下側のメイクはどうすればいいのかいつも迷います。要勉強です。



・筆を新しくしました。
今まで使っていた筆では細いラインが描けなくなってきたので、新品に交換しました。種類を変えたのではなく、同一モデルのふるいものを新しいものに置き換えただけなのですが、驚くほど細い線が描けるようになりました。ある程度使ったら、さっさと交換するべきですね。





ちなみに、髪型を変えるとこういう感じになります。


Fig.5 ウィッグ変更


合う髪型、合わない髪形ってドールでもあるんですよねぇ。この髪型も好きなんですが。
眼の色を赤かアンバーに変えればまた違うのかもしれません。


ちなみに私の場合、気に入った髪型ばかりをヘビーローテーションする性格なもので、「ドールのイメージに合わない」と感じたウィッグは一回二回くらい使って大抵死蔵する羽目になります。



次回は初心に帰り(早くも)、もっと単純なメイクにしようと思います。ただその分、下書きの段階からきっちり描いていこうかと。



ドールメイク関連のシリーズは以下の記事にまとめています↓
ドールメイク練習記 まとめ

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