2014年10月27日月曜日

今週のわこちゃん! その15(ドールメイク練習記)

今日も今日とてドールのメイクの練習に励んでおります。





15回目でーす。


関連記事はこちら↓
今週のわこちゃん! その14(前回)
今週のわこちゃん! その16(次回)




まずは完成図から。


Fig.1 完成図



今回は、釣り目が特徴の05ヘッドをあえて釣り目を強調せず、ジト目っぽい印象にしてみました。

下書はバーントアンバー、本メイクはマースブラックです。それぞれメディウムを混ぜ、薄め液は控えめにして濃度を濃い目にしています。若干とろみが残る程度を目安としました。

頬の斜線(Fig.2)はポートレイトピンク、ピュアレッド、ビビッドレッドオレンジを2:1:1で混合し、薄め液で薄めています(メディウム無し)。


Fig.2 頬部拡大



今回は意識して絵の具の薄め液を減らし、こってりと濃度の濃い状態でメイクしてみました。これにより、絵の具の薄めすぎによる線のにじみを解消するのが狙いです。絵の具が濃すぎるとかすれる恐れが出てきますが、メディウムを混ぜているので伸びも良く、乾燥も遅くなるのでその点は問題にはなりませんでした。目論見通り、線の縁が滲むこともありませんでした。ただ、絵の具が濃いせいで、塗った面を綺麗に均しておかないと乾燥しても凹凸が残ってしまうというのは誤算でした。これまでは薄い絵の具でなんども重ねていたので気にならなかったのですが。
とはいえ、複数回重ね塗りすることで、塗装面の凹凸はある程度解消されるような気もします。また、いくら絵の具の濃度が濃いといっても、一度塗っただけで均一なメイクは出来ません。なんども塗り直す必要があるのはこれまでと同様です。

それと、以前から気になっていたのですが、メディウムを混ぜると仕上がりにつやが出ます。嫌でも出てしまいます(Fig.3)。ヘッドの素地は艶消しなので、どうしてもメイクした部分が浮いた印象になってしまいます。


Fig.3 塗装部のツヤ(左目上のアイライン)



本気でメイクする場合、最終的に艶消しクリアを全体に吹くのであまり問題は無いのかもしれませんが、頻繁にメイクを変えて楽しむ場合、ちょっと絵の具がテカるのは気になりそうです。


口元はバーントアンバーです(Fig.4)。口を描くにはバーントシェンナの方が良いことは知っているのですが、相変わらずの面倒くさがりで、口を描くためだけに新しく絵の具を出す手間を惜しんでしまいました。その結果、なんだか口だけが浮いてしまっていますね……。

ちょっとムスッとした感じを目指したので、広角は描かず、また、左右に長く描くと不機嫌さMAXになってしまうので、中心付近をちょこんと描く程度にしておきました。


Fig.4 口元


で、服を着せてみます。
黒メインのメイクで、赤いアイとくれば、黒髪セーラーしかあり得ない!


Fig.5 ウィッグを被せるとこう



赤目黒髪セーラーときたら、日本刀しかあり得ない!!


Fig.6 日本刀を構えるとこう



おしまいです。

あと、恒例綿棒カウント


普通の綿棒:3本

細綿棒:2本

とがった綿棒:0本

模型用綿棒(三角・フラット):3本

模型用綿棒(丸・フラット):8本



関連記事はこちら↓
今週のわこちゃん! その14(前回)
今週のわこちゃん! その16(次回)

0 件のコメント:

コメントを投稿