それだけではどうということもないのですが、G7 Xを携えての初の旅行ということで画質や使用感のチェックもしておこうと思います。
もっとも、写真のほとんどはメイン機として持っていった5Dmark3で撮ってるんですけどね……。
今回掲載する写真は全てG7 Xで撮影したものになります。普段は長辺800pixにリサイズしているのですが、今回はリサイズしていません。画像をクリックすればオリジナルサイズでご覧いただけます。
そのせいで、めちゃくちゃ重いですからご注意を。
今回は、そういうお話。
未だLightroomのアップデートがなされていないので、写真は全て撮って出しです。撮影モードは基本的にはPモード、ときどきAvモードです(G7 Xはオートモードにするとraw保存ができなくなるので)。
まずは定番どころのテレビ塔。
Fig.1 うっすら紅葉し始めていました
Fig.2 残念ながら曇天
これまで北海道は5回ほど訪れているのですが、テレビ塔は毎回必ず観光しています。特に何が良いということもないのですが、定番コースといいますか、天丼といいますか。
この日は風が強く、雲がどんどん流されていくので、「青空が出た!」と思ってベストな立ち位置を探しているとあっという間に雲が広がり、Fig.1、Fig.2のような空模様に……。
立ち止まって雲が切れるのを待てばいいのですが、10月の北海道の風は思いのほか冷たかったので早々に退散しました。
続いては「がっかりスポット」の名を欲しいままにする時計台
Fig.3 ベストアングルから撮影
時計台も北海道に来るたびに見てます。で、そのたびにがっかりしてます。もはや一種の様式美です。
ちなみに私が初めて時計台を見たときは、あまりにも
さて続いては、思わず噛みそうになる北海道庁旧本庁舎
Fig.4 きゅうほんしょうちゃ……また間違えた
がっかりしないスポット、こと赤レンガ旧本庁舎。
この日はイベントをやっていて、敷地内はかなり賑わっていました。四方八方から聞こえてくる外国語。日本語の方が少ないんじゃ、という状況に、ここがどこなのか分からなくなりそうです。
建物内の展示もいろいろ。
Fig.5 非売品なのが悔やまれる
Fig.6 フランチェスカちゃん!
年配の係員の方は、こういうキャラを見てどう思われているのか……正直、何とも言えない気分になります(余計なお世話)。
Fig.7 旧本庁舎お土産屋さんにて
「絶対空港では売ってない」って、そりゃそうだ。こんなホットなもん、北の玄関口に置けるわけがありませんよね。
職場へのお土産にしたかったのですが、中身のお煎餅が個包装になっていなかったので、残念ながら見送りました。
続いて、北の名門、北大へ。
Fig.8 なぜか南門から入る
Fig.9 由緒正しき農学部
Fig.10 ポプラ並木
広角で撮ったからか、思ったよりも並木がまばらになってしまいました。望遠レンズの圧縮効果を使えれば……ぐぬぬ。
どうでもいいですが、ポプラの木を見ると私はいつも思い出すセリフがあります。
「確かにポプラで並木だけど~」
菱沼聖子、なんて同年代でご存知の方はどれほどいらっしゃることか。
どうでもいいですが、ポプラの木を見ると私はいつも思い出すセリフがあります。
「確かにポプラで並木だけど~」
菱沼聖子、なんて同年代でご存知の方はどれほどいらっしゃることか。
Fig.11 色づいた木々もちらほら
ところで唐突なのですが、G7 Xは解像感が今一つという感じがします。特にFig.1やFig.11など、赤い葉っぱがべたっと塗りつぶされたような処理になってしまっています。もともとデジカメは細かいパターンの描写は不得手なので、ノイズ処理が上手くいっていないのかなぁ、という気がします。
この辺はLightroomで補正してどうなるのか、確かめたいところですね。
食事についても少し。
北海道といえばスープカレー、お店は北大近くの「スープカリーhirihiri」2号店です。
0~5の6段階で辛さが選べたのですが、私は下から2番目の「1」にしました。
辛いのは好きなんですが、あまり辛すぎるとおいしさも何もあったもんじゃないので冒険はしません。辛さ1でも結構スパイスが効いていて、額にうっすら汗が浮かぶほどでした。とはいえ当然辛すぎるというほどでもなく、うまみと辛みが適度にバランスしていて我ながら良い選択をしたと思っています(自賛)。
Fig.12 ライスは大盛
Fig.13 アップで
普段は食事の撮影はしない主義なのですが、旅先は別です。
どことなく異国情緒漂う(カレー屋は大体そうですが)落ち着いた照明の店内でしたが、G7 Xならノーフラッシュで全然問題ありませんでした。
食事の写真をもう一丁。
北海道といえばラーメン! ということで、味噌ラーメンも食べてきました。
Fig.14 ネギ味噌チャーシュー
ネギ味噌チャーシュー(確か)。香ばしい匂いでみそスープはやや濃いめでした。濃いめなのですがついつい最後まで飲んでしまう旨さには感服です。
Fig.15 チャーシュー丼
サイドメニューのチャーシュー丼。分厚い一枚のチャーシューの下には卵が落としてあり、卵かけごはんとしても楽しめます。
Fig.16 函館山頂からの夜景
写真下部に人の顔が入ってしまったので、この写真のみトリミングしています。
夜景はほとんど5Dmark3+sigma50mmF1.4で撮っていたのですが、G7 XもF1.8のレンズですからそれなりに頑張ってくれました。
Fig.17 セコマ
地元コンビニのセイコーマート。
が、道民に聞いたところ、セブンイレブンの方が人気とのこと……。
本当は他にも、洞爺湖に行ったりダムを見たりと色々回ったのですが、そのほとんどが5Dmark3での撮影なので、割愛します。G7 Xで撮影したのは、全体の1~2割程度でしょうかね。
じゃあサブ機として持っていったG7 Xは不要だったのかというとそんなことはありません。食事中に一眼レフのシャッター音を響かせたくない時や、宿泊先に荷物を置いてちょっと出かけるとき、5Dmark3を持つ腕がだるくなったときなど、サブ機があってよかった! と感じることは多々ありました。
それに、サブ機があると万一どちらかが不調になっても安心ですしね。
さて、帰りの飛行機ですが、台風が接近する中でのフライトとなったものの、遅延すらなく飛行機は無事飛び、無事着陸してくれました。
この9月から機内での電子機器使用が緩和されたので、こんな写真も撮れました。
Fig.18 離陸!
窓の外が水滴で濡れていて、AFではそちらに引っ張られてしまうのですが、こういうときはMFが大活躍してくれます。
Fig.19 滑走路の灯り
ということで、旅行で使ってみたG7 Xの感想ですが、サイズ感としてはRX100シリーズと全く同等です。数字の上ではG7 Xが数ミリずつ大きいのですが、それを感じることはありませんでした。
撮影に関してですが、独立した露出補正ダイヤルとタッチシャッター(正確にはタッチでAF位置追尾)が便利すぎです。露出補正は言うまでもないですね。特に今回のような曇天の場面では、カメラの露出ではアンダー気味になってしまうことが多かったため、かなり頻繁にダイヤル操作する必要がありました。独立ダイヤル万歳!!
また、タッチAFにも助けられました。食事の撮影などでは、通常のAFですと丼の手前にフォーカスしてしまうことが多いのですが、タッチAFを使えば本当に撮りたい部分にフォーカスできます。
ブツ撮りといえば、望遠側で寄れないのがG7 Xのウィークポイントですが、広角側であれば5cmまで寄れますので日常での持ち歩きや一眼レフのサブ機として使う分には十分でしょう(今回掲載した食事の写真も、広角側で撮影しています)。
もっとも「ショーケースに入った展示品を撮りたい」という望遠マクロ的な使い方はやや厳しいかと思います。
撮影に関してですが、独立した露出補正ダイヤルとタッチシャッター(正確にはタッチでAF位置追尾)が便利すぎです。露出補正は言うまでもないですね。特に今回のような曇天の場面では、カメラの露出ではアンダー気味になってしまうことが多かったため、かなり頻繁にダイヤル操作する必要がありました。独立ダイヤル万歳!!
また、タッチAFにも助けられました。食事の撮影などでは、通常のAFですと丼の手前にフォーカスしてしまうことが多いのですが、タッチAFを使えば本当に撮りたい部分にフォーカスできます。
ブツ撮りといえば、望遠側で寄れないのがG7 Xのウィークポイントですが、広角側であれば5cmまで寄れますので日常での持ち歩きや一眼レフのサブ機として使う分には十分でしょう(今回掲載した食事の写真も、広角側で撮影しています)。
もっとも「ショーケースに入った展示品を撮りたい」という望遠マクロ的な使い方はやや厳しいかと思います。
後は、べたっとした色の乗り方が、raw現像でマシになるかどうか、ですね。こればっかりはLightroomのアップデート待ちです(DPPを入れるのは面倒なので)。
カメラを携えた方の6,7割はニコン機のように思われました(もちろんちゃんと数をカウントしていたわけではないですが)。
あっれぇ~? シェアNo.1を誇るはずのキヤノン様なのに、おかしいぞ?
確かにニコンはネイチャー撮影では有利という話はよく聞きます。折しも紅葉シーズンですから、D4とD800二台持ちしているようなガチのニコン使いの方というのは(本当にそういう人がいた)まだ納得できます。ですが、どう見てもメーカーや機種にこだわっていないようなおばちゃんや(失礼)、「カメラ持ってるアタシ☆」みたいなカメラ女子(これまた失礼)、更にはキヤノン有利のはずの外国人に至るまで、猫も杓子もニコンを持っているのはどういうことです? それとも皆さん、実は複数マウントを保有していてシーンに応じてキヤノンとニコンを使い分けているんでしょうか? いや、いくらなんでもそれは無いでしょうし……。
疑問に思い調べてみると、ライバル機同士であるD3300とkiss X7ではD3300の方が後発であるにもかかわらず、X7より安いではありませんか。
……うぅーん、今回見かけた方がお持ちの機種まで記憶しているわけではないので何とも言えませんが、このあたりも少なからず影響しているのかもしれません。一キヤノン使いとしては、仲間が少ないのはちょっとさみしい気もします。
キヤノンもっと売れろー!!
あ、私がキヤノン贔屓なのは否定しませんが、決してニコンアンチではありませんので!
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