で、購入したのは何かというと……
「また服買わないでこんなもの買ってる……」
うっ……
こ、今回はそういうお話です。
一台目のスピードライトを購入したのが11月半ばでしたから、2ヶ月経たないうちに買い増ししたことになります。その間にどれだけ一台目の使い方に習熟したのかと言えば……うん、まあそれは良いじゃないですか、ね?
Fig.1 二台目
光量だけを見れば600EX-RT二台持ちというのはオーバースペックで、一台は望遠側担当のために必要としても、標準域担当は下位モデルやサードパーティー製でも十分足りるはずです。その方がお財布にもやさしいですし。
なのですが、私の求めるスペックを完璧に満たすモデルが、600EX-RT以外に存在しないんです。
ここで私はどういうスペックを求めているかと言いますと、(TTL調光などの基本は当然備わっている前提で)
・左右首振り180度
・ON/OFFはスイッチ切り替え式(長押しでOFFというのは不可)
たったこれだけなんですが、これを両方備えているモデルはなかなかないんですね。
例えばキヤノン純正下位モデルの430EX IIは、スイッチは切り替え式ですが、首振り角が条件を満たしていません(左には180度回転しますが右は90度です)。
ニッシン製のi40やDi700は左右180度の首振りが可能ですが、こちらは逆にON/OFFはボタン長押しです。
「一秒のボタン長押しくらい待てばいいのに」とお思いかもしれませんが、私、長押しって煩わしくて嫌いなんです。ちょっと話がずれますが家族の車のオーディオがまさにそれで、ボタン長押しで音楽停止なんですが、とっさの時にすぐ動かないというのは思った以上に頭にきます(私が短気なだけですが)。それに、自分一人の撮影ならまだしも、人物撮影の場合は相手も待たせてしまうことになるわけです。一秒待たされたからといってグダグダいう人はそういないでしょうが、こちら(撮影者側)としては「人を待たせてしまっている」という意識が生じてしまい、つい焦ってしまいます。
その点、600EX-RTは左右首振り180度ですし、スイッチも切り替え式のため瞬時にON/OFFが可能です。さらに二台とも同じ機種で揃えれば操作性も当然同じですから、カメラを持ちかえても違和感なく扱えますし、オーバーヒートした際の保険にもなります。
唯一の不満点は、600EX-RTは首振りをする際ロックスイッチを押しながらでないといけないというところでしょうか。とはいえこれも長期的に見れば悪いばかりではなく、首を回しているといずれ関節が緩くなってくるので「あってよかった」と思える日が来るのかもしれません。ただ、人に貸すときは一言言わないと壊される可能性はありますね。
まあそういうわけで選択肢は600EX-RTしかない、ということになったわけです。また、600EX-RT同士であれば電波通信でワイヤレス多灯もできますし(どれだけ使うかは分かりませんが)。
全く同じものが二台ということで、管理のために識別用のステッカーを貼りました。こんなことしなくてもシリアルNo.で識別は可能ですが、ぱっと見てどちらがどちらか分かった方が便利なこともあるでしょう。とはいえ見えるところにでかでかと貼るのも嫌だったので、バッテリー蓋の裏に貼りました(Fig.2)。
Fig.2 識別用にステッカー
スピードライトの買い増しに伴い、電池も2セット(8本)追加しました。エネループプロです(Fig.3)。
Fig.3 エネループプロ
プロとスタンダードの違いとしては、容量の違いしかないようで、つまりプロの方が単純に長持ちするはずです(スピードライトのリサイクルタイムは変わらないはず)。普段使いであればスタンダードで十分なのですが、結婚式の長丁場に備えるということもあり、プロにしました。プロの方が充電回数が少ないので長期的に見れば不経済なのかもしれませんが、それでも500回充電できますから十分でしょう。
ということで、結婚式の撮影機材が揃いました。
Fig.4 結婚式はこれで臨む!
標準域は5Dmark3 + sigma 50mmF1.4、望遠域は70D + EF70-200mmF2.8Lとしようと思います。標準域50㎜は前回の経験から十分とは思いますが、集合写真や、二次会など狭い場所でのスナップに備えてsigma35㎜F1.4も持っていこうと考えています。この構成の泣き所は、マクロ撮影ができないというところですが、大して出番もないだろうにEF100mmF2.8Lまで持っていくのはさすがにばかばかしい気もします。そうするとEF24-70mmF4Lが簡易マクロにもなるので適任でしょうか……って、それを言い出したら際限なく荷物が大きくなっていきますね……。
さて、後はこの機材が入るだけのカメラバッグですか。
実はバッグはもう目星がついているんですよね。ただ、レンズはじめあれこれ買い過ぎたせいでクレジットカードがリミットに当たりそうなので、購入報告はもう少し後になる予定です。
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