今まで親戚の家にあったものなのですが、その親戚の引っ越しに伴い我が家で引き取ることになったとかで、私は個人的には神道なのでそういうの要らないんですが、まあ処分するわけにもいかないししょうがない……と思いきや、線香がくっさいの何のって!!
部屋の残り香で「あ、誰誰さんがさっきまで部屋にいたな」ということを正確に察知できる特技(というか神経質さ)を有する身としては、とてもじゃないですが耐えられません。
ということで臭いの出ない線香を試してみました。
今回は、そういうお話。
で、購入したのは「ZERO」なる線香です。
Fig.1 パッケージ
なんだかパッケージ(Fig.1)はぱっと見コンドーm……みたいな感じもしますが、線香です(ZEROってのも如何にもそれっぽい名称ですよね。薄さがゼロ、的な)。
Fig.2 中身
Fig.2の通り、外見は黒いです。これでもかというくらい黒い。個人的には「線香=深緑色」のイメージなのですが、調べてみるとZEROに限らず黒い線香は別に珍しくもないようですね。まあ、どうせ燃えて灰になるものですからどうでもいいんですけど。
肝心の臭いですが、火を点ける前に嗅いでみると、ちょっと臭いがします。独特の臭いなのでたとえが難しいのですが、燻製を作るときの木くずのチップ(使用前)のような、自然な感じの臭い、でしょうか。説明書きにも「素材自体の臭いはあります」とあるので(Fig.3)、仕方ないですね。とはいえ、鼻を思いっきり近づけてようやくわかる程度のかすかなもので、普通の線香のように部屋においておくだけでバンバン香ってくるわけではありませんから、これくらいは許容範囲です。ただ、本当に無臭というわけではありません。
Fig.3 注意書き
で、火を点けてみます。香料が入っていないだけあって、線香のあの臭いは全くしません。火を点ける前に感じた素材自身の臭いが広がるということもなく、こちらは本当に無臭に近いです。
ただ、物が燃えている煤けた感じの臭いは多少します。いうなればマッチが燃えるにおいと同質のものでしょうか。完全無臭を期待していただけにちょっと残念ですが、これくらいは許容範囲でしょうし、普通の線香のように部屋に染み付くこともないでしょう(調理のにおいなど、他のにおいで上書きできる程度)。それに、普通の線香に比べたら雲泥の差です。あと、線香から立ち上る煙はほぼ完全にゼロでした。
ということで、無臭の線香のおかげで私のストレスは大分軽減されました。が、本当は線香自体焚かないでほしいんですけどね!
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