立たせていたドールが前のめりに倒れてしまったんです。撮影中にドールが倒れるのはよくあることですよね。
もちろん好きで倒れさせてるわけではないのですが、屋内での撮影でしたし、カーペットの上に倒れたので「あらら倒れちゃった」くらいの感じだったんです、最初は。
が、今回はちょっと事情が違いました。
カメラを持った姿での撮影ということで、ドールの顔のすぐそばにはカメラのミニチュアがあり、前のめりに倒れたせいでドールとカメラのミニチュアが強くこすれ、色が付いてしまったんです。
うあああああああ
ということで、今回はこれを何とかするお話です。
折角スピードライトを購入してその効果にニマニマしてたところだったのに、こういうアクシデントがあるとそれまでの楽しい気分が一瞬で吹き飛びますよね。はぁ。
それはさておき、これをどうやって落とすかです。
Fig.1 これはひどい
リキテックスリムーバーで落とすか、紙やすりでこするか……失敗したらどうしよう? 全消ししてメイクやり直すの? ふえぇぇ……とかいろいろ考えた末の結論。
「#1000の紙やすりで少しずつ削ろう」
ヘッドは購入時に艶消しクリアを吹いているので、上手くクリア部分だけを削ることが出来ればメイクを傷めることなく汚れが除去できるはずです。ただ、チークの上にがっつり色が付いてしまっているので、削りすぎると頬の赤みまで失われてしまう恐れがあります。失敗も覚悟の上でしたが、慎重に、撫でるように少しずつ削ることで、何とか除去に成功!
Fig.2 紙やすりによる汚れ除去後
写真(Fig.2)では分かりませんが、肉眼で見ると、一部削ったところは質感が異なりテカリが出ています。この後洗剤で洗ってから艶消しクリアを吹き直したら均一になりました。
あぁーよかったぁー。
以前、「一応クリア吹いとくかー」と思ってコーティングしておいたのが功を奏しました。コーティング膜があるおかげで、狙い通り、メイクそのものを削ることなく汚れのみを削り落すことができたようです。
リムーバーは液体なので量の加減が難しく、また、液自体もかなり強力なのでコーティング層はおろかメイクそのものまで浸食する恐れがありますから、やはりここは紙やすりが正解でしょう。
ということで、転ばぬ先のコーティング、これ、マジで大事です。コーティングのありがたさが身にしみたところで、改めてコーティングし直したのがFig.3です。写真で見るとFig.2と違いありませんが、コーティングを重ねたため、肉眼ではちょっと肌色がくすんで見えます。もっとも、気にするほどではありませんし、それで汚れから守れるならメリットの方がはるかに大きいでしょう。
Fig.3 コーティング後
Fig.4 復活! イェイイェイ!
0 件のコメント:
コメントを投稿